「今最も旬なトレーダー」
そう言っても過言ではない程に多額の利益をFXで荒稼ぎしているakiさん。
しかも、その口座をリアルタイムにTwitterやYouTubeで公開しているので、彼は常に注目の的。
そんな彼の素顔やFX手法に迫ってみたいと思います。
akiのプロフィール
akiさんは現在41歳。
関西に住んでいて、風貌はちょっとホストっぽい(笑)
趣味は釣りと海外旅行。
FXトレーダーakiの本業は家庭教師を派遣する会社の社長!
8カ月で5億円も稼いでしまうakiさんは、てっきり専業トレーダーなのかと思いきや…?
akiさんはインタビューで
中学受験専門の小さな家庭教師派遣会社を経営しています。
手前味噌になりますが、私個人としては「灘中合格率トップ」という一家庭教師としての実績があるんです。
ここ数年、担当した生徒を一人も落としていないので、こう言い切ってしまっていいのではないかと思っています。
この本業が安定してから、トレードにもプレッシャーがかからなくなりました。
今は仮に土日だけ自身が家庭教師として働くだけでも、月に100万円程度の収入を得られます。
単純に家庭教師としての仕事を増やせば、もっと収入を増やすことはできますね。
と語っています。
土日だけ働けば100万稼げるって、どんだけー(笑)
akiがFXトレードを始めたきっかけ
――本業でそれだけの収入があるのに、どうしてトレードを始めたんですか?
私は芸術系の大学を卒業しているのですが、特殊な分野なので就職先も限られます。
一流企業に就職して普通にサラリーマンになって、出世して貯金しながら定年まで働くという将来は描けませんでしたね。
同時に、日本ではあるレベル以上の安定企業に就職できなかったら、そこで人生がある程度は決まってしまうと当時は思い込んでいました。
月に30万以上稼げる将来がどうしても見えなかったので不安になり、大学生時代に話題になり始めていたデイトレードを始めたんです。
――最初からFXだったのでしょうか。
はじめは株でしたね。
2008年ぐらいのことです。
試しにやってみたら、たまたま利益が出てしまった。
それで「元手が100万円ぐらいあれば、一日1~2万円ずつ稼ぐこともできそうだぞ」と思ったんです。
アルバイトで貯めた資金をつぎ込みました。
やがて、自分が置かれた状況で生活を豊かにするには投資しかない!!と考えるようになりました。
――初心者トレーダーとしての成績は?
ヒドイものでした(笑)
本格的に投資にのめりこんだのは大学を卒業した後のことですが、就職活動はせずにフリーターになったんです。
投資で増やすんだ!!とアルバイトをしながら貯めたお金を投資につぎ込み続けました。
ちょうどその頃、FXが流行り始めて、まだ100倍のレバレッジをかけられる時代でしたから、「FXのほうが大きく稼げるかも」と手を広げました。
早くお金持ちになりたいという焦りから、かなり高いレバレッジで取引してしまいましたね。
1日で5万円、10万円と稼げるときもたまにあるのですが、必ず為替が大きく動く時などにそれまで稼いだ利益を吐き出してしまうんです。
すると損失を取り返そうと、さらにムチャなトレードに走ってしまって。損切りなんてできませんよね。
だって、「この20万円を損切りしたら、明日から何も食べられない…」というぐらいまで追い込まれていましたから。
結局強制ロスカットを食らって資金はほぼゼロに・・・・・・という経験を何度もくりかえしていました。
――それでよく生活できていましたね・・・・・・。
恥ずかしながら、カードローンに手を出しました。
100万円借りても、すぐに倍にして返済すれば何とかなるはず、などと思ってしまったんですよ。
ところが、借金して口座に入れたお金も最終的には溶けてしまうんです。
だから、アコムの次はプロミスだ…!というように、借金を重ねました。
借りれるだけ借りる、多重債務者になる、そしてこれ以上借りられなくなってから自分がもうどうしようもない状況に陥っていることに気がつくという、完全にギャンブル依存症でしたね。
気づいたら300万円近い借金をつくって、利子を払うだけでも精一杯の生活をおくっていました。
そのあとですね、本当に目が覚めて、「まずはこんなギャンブルはやめて生活を安定させないと自分の人生は終わってしまう」と考えるようになったのは。
そんな時に友人から教えてもらったのが塾講師の仕事です。
テストに受かれば出身大学には関係なく入れるし、人気になれば時給も5000円稼げると聞きました。
もう僕に残された仕事はそれしかない考えて、友人から教えられたとおりの道を歩み始めました。
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――借金を返すために塾業界に入ったら、いつの間にかカリスマ教師というわけですか。
いや、さすがにそんな甘い世界ではありません。
そもそも僕は芸術系の大学の出身ですし、周りの講師たちとは地頭がまったく違いました。
3か月必死で勉強しましたが、当時、中学受験でトップ2に入る塾の採用テストに挑むものの、2回落ちました。
最終的にはもう一つのトップである有名進学塾の採用試験に合格して先生にはなれましたが、そこでもビリからのスタートでしたね。
ただ、今思えばほかに手段がなかったことと、借金により退路を断たれていたことが良かったと思います。
その2つにお尻を叩かれながら、結果が出るまで続けることができましたからね。
ほかの先生よりも講師として自分が劣っていることを理解していたので、誰よりも勉強して生徒の成績を上げる方法を研究しました。
ただ、塾のお給料は月10万円ぐらい。
深夜に飲食店でもバイトをして借金を返済し、その合間にトレードも続けました。体力的にはツライ時期でしたね。
その塾では芽が出ませんでしたが、並行して続けていた家庭教師の方で評価されるようになって収入も上がりました。
ギャンブル依存症からの奇跡の復活。
そんな彼の軌跡を見ていきましょう。
akiが勝てるようになるまでの道のり
■2004年ごろ~
自分の器量を把握して実現可能な目標設定が大切
高校は進学校だったが、ロックスターの夢に目覚めて音大へ。
しかし夢の実現は遠く、就職難にも直面。
とにかく稼がねばと、アルバイトでためた100万円を元手にデイトレードを始めた。
初めて買ったのは長谷工コーポレーション(1808)。
が、直後に転換社債発行を発表してしまい、訳が分からぬまま株価は急落。
ビギナーズラックの逆を行く。
最初の1年で初期投資分は“蒸発”。
元手捻出へカードローンに手を出すも負けが続き、500万円の借金を抱える多重債務者に。
仕事も安定せず、いちかばちかの取引で損切りできない悪循環に陥る。
■09年ごろ~
高値で買った日本航空も上場廃止で「紙切れ」になった。
株式は上場廃止でゼロ円になることはあっても、為替なら変動幅は大きくても上下20%程度だと勉強。
中学受験の講師で稼げるようになったことで心の余裕も生まれ、外国為替証拠金(FX)取引に転向した。
あの著名投資家ウォーレン・バフェット氏ですら年間の利回りは20%程度。
自分の器量を悟り、月20%の利回りを目指すという呪縛を抜け出した。
損切りの重要性も理解する。
FXでは「ドル・円」や「ユーロ・円」「ポンド・円」の取引が中心だ。
海外情勢に目を配り、テクニカル分析で安定的に稼ぐ。
レバレッジは5倍程度までに抑え、高望みせず手堅い取引を心がける。月7~10%の利回りを続け、17年には資産は1億円を超えて「億り人」の仲間入りを果たした。
■19年~
好事魔多し。
英国の欧州連合(EU)離脱問題が推移するなか、ポンド・円などのポジションを読み間違え、2月末に約2億8000万円の損切りを断行した。
しかし、その後1カ月で負けを取り戻す。
安定的に収益を上げる原点に立ち戻りたい。
これまでの経験を生かし、今後は専業投資家になりたいと考えている。
社長として成功していても、やはり専業トレーダーを目指しているんですね。
akiのFX手法はライントレード
akiの手法はチャネルライン、水平線を使ったトレード。
赤丸で囲ったポイントがエントリーポイントとなります。
つまり逆張りですね。
そして、精度を上げるために5分足でエントリータイミングを計る
と言った感じです。
レバレッジは大きくはかけず、2倍から3倍程度に収めるとの事。
ただ、ポンドで2億円の損切りをしているという事実があるため、彼は損切りできない人なんじゃないかと、私個人としては思っています(笑)
10万円を6億円にして、最後は借金地獄になったGFFさんみたいにならなければいいですが…
akiはデモ口座で取引していて、実はリアル口座ではない?
「akiは絶対リアル口座じゃないよ。」
と自信満々に語っていた私の友人。
何故あんなに自信満々だったのかは分かりませんが(笑)
確かにデモ口座の設定金額を億単位にして、注目を集めるYouTuberや情報商材屋はたくさんいるので、無い話では無いですね。
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