京王線刺傷事件。犯人のジョーカーコスプレにみえる日本の闇【犯人動画あり】

楽しいはずのハロウィーンの日、京王線の特急電車で事件は起きた。

 

休日の車内は炎と煙に包まれ、一瞬にしてパニックになった。東京都調布市の京王線国領駅付近を走行中の車内で31日夜、男性が刃物を振り回して火を付け、多くのけが人が出た。駅に停車後もドアは開かず、乗客は窓から慌てて避難するなど騒然とした。

 

新宿に向かっていた八王子市のアルバイトの女性(21)は「爆発したような音が聞こえた後、たくさんの人が『逃げて』と言いながら避難してきた」と振り返る。別の車両に逃げたが、「おしくらまんじゅうのような状態で、『もっと奥に行けないのか』という声が飛んでいた。」

 

中央付近の車両にいた江東区の会社役員の男性(24)は「逃げる途中で振り返ると3、4人倒れているのが見えた。赤い炎や黒煙も見えて、ガスのような臭いも充満していた」と証言する。

 

先頭車両までたどり着いた男性は、運転席のドアをたたき、何度も「とにかく止めてください」と運転士に叫んだという。国領駅に緊急停止したが、ドアが開かなかったため、「線路側の窓から飛び降りてホーム側に回り、乗客を次々と車内から外に出した」と振り返った。府中市のフリーターの女性(21)は「駅の外でしゃがみこんでいる女性の背中をさすって『どうしたの』と聞くと『変な液体を顔にかけられた』と言っていた」と話した。

 

京王線の犯人は服部容疑者

 

 

山梨県上野原市の会社員の男性(32)は窓からホームに転がるように脱出した後、盾を持った警察官が「刃物を持った男がいるぞ」と言うのを聞いた。「車内に取り残されたように座っていた男が、警察官に取り押さえられていた」。声を上げたり暴れたりしている様子はなかったという。

 

取り押さえられた男性を車内で見た人もいた。同じ車両に乗っていたという男性(34)は「誰かが『包丁を持っているから逃げろ』と言ったので逃げた。金髪で眼鏡をかけているように見えた」、20代の男性は「刃物を持った男がゆっくり近づいてきて、そのまま1メートルくらいの距離まで縮まった。人があふれているそばで立っていた」と証言した。

 

警視庁などによると、男性は逮捕された際、手に刃物を持っていた。取り押さえられたのとは別の車両で男性を刺し、また別の車両に火を放ったとみられるという。山梨県の男性は「まさかこんな事件が目の前で起こるなんて。停車後、すぐに車内から逃げられなかったのも怖かった」と語った。

 

京王電鉄本社(多摩市)は対応に追われた。事件発生から間もなく、急きょ出社した社員は「情報収集中」と足早に社内に入っていった。

 

事件が起こったあと電車のシステムの影響で、犯人を含め乗客は電車の中に閉じ込められました。

その時の犯人の様子がこちら。

 

 

実際に犯人をみた乗客の「金髪で眼鏡をかけているように見えた」という話と一致してますね。

犯人の名前は服部恭太容疑者。

 

服部容疑者は24歳との事で、「死刑になりたかった」「小田急線の事件を参考にした」と供述しています。

また、「コスプレではなく私服だ」と供述しているようですが、そんなわけないでしょう。普段からジョーカーの恰好している人なんていますか?

 

小田急線の事件とは、2021年8月6日に東京都世田谷区の成城学園前駅 ~ 祖師ヶ谷大蔵駅間の小田急線上り快速急行車内で、男が20歳の女子大生を刃物の柄が折れるまで刺し続け、サラダ油をまいて焼こうとして事件です。

被害者の女子大生は重症を負いました。

 

スポンサーリンク

犯人はジョーカーのコスプレをしていた

 

服部容疑者はジョーカーのコスプレをしていましたね。

 

メイクはしていないものの、服は完全に寄せてますね。

 

いきなり刃物で人を襲ったのではなく、電車内でたばこを吸っていた事を注意した男性を刃物で刺したそうです。

この展開は、ホアキン版のジョーカーに似ています。

ホアヒン版のジョーカーは優しいけど社会的弱者のアーサー(ジョーカー)が、電車内で暴行を受けて仕返しに銃で人を殺してしまった事をきっかけに凶悪犯ジョーカーに変貌していく様を描いた映画です。

 

服部容疑者のジョーカーコスプレは『ダークナイト』のジョーカーを真似ているので、犯人本人は自分の事を「かっこいい凶悪犯」だと思っているでしょう。

しかし、客観的にみれば犯人の境遇はホアキン版のジョーカーそのもの。

 

これは憶測ですが、服部容疑者は決して裕福ではないでしょう。つまり、社会的弱者です。

弱者が社会に対しての鬱憤を晴らすべく、こういった犯罪を犯してしまったのだと思います。

 

追記:

東京都調布市を走行していた京王線特急内で乗客17人が負傷した事件で、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された男が「仕事や友人関係がうまくいかず、人が多いハロウィンの日に大量殺人を計画した」と供述していることが1日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁調布署捜査本部は、計画的に無差別殺傷しようとした可能性もあるとみて、慎重に調べている。

スポンサーリンク

追記:Yahoo

やはり仕事が上手くいっていなかったようですね。

 

コロナによって社会情勢は混とんとしてきた

 

新型コロナウイルスが蔓延し、不景気な業界はとことん不景気になり、景気がいい業界は業績を伸ばしました。こういった社会の荒波に対応できる優秀な人は良いのですが、さらに貧しくなってしまう人もいます。

こういった格差が、京王線での刺傷事件のような犯罪を生むきっかけになってしまう側面もあるでしょう。

このような犯罪が、これから日本では増えていくと思います。

 

京王線刺傷事件。ジョーカーコスプレに対してネットの声

 

 

 

 

 

 

 

 

なんか物騒な世の中になりましたね。

 

京王線刺傷事件、ジョーカーコスプレのまとめ

 

服部容疑者は最初からわざと車内でたばこを吸って、注意した人を刺すつもりでいたのでしょう。

悪質な犯罪であり、許される事ではありません。

被害に遭った男性の回復を祈ります。

それではさようなら。

関連記事

コメント

  1. […] […]

error: Content is protected !!